習慣によって起こる「死の四重奏」

生活習慣病は生活の中のよくない習慣が原因で発病しますが、はっきりと原因が特定できるというわけではありません。いくつかの習慣が重なって、それが続くことが原因となるので、原因はさまざまなところにあると言えるのです。

 

よく原因として考えられているのが、乱れた食生活やストレス、喫煙や運動不足などです。これらの積み重ねで生活習慣病が発症し、悪化してしまうと言われています。

 

しかし、これらは日常生活において、ごく普通に起こりうることであったり、ついついやってしまうことです。それゆえ、この習慣が大きな病気につながるという自覚があまりないのです。自覚のないまま症状が進んでいって、気付いたときには手遅れ、ということにもなりかねません。

 

心筋梗塞や脳梗塞、狭心症などから起こる突然死も生活習慣病が原因と言われています。生活習慣病の症状としてよく上げられる高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満は「死の四重奏」と言われるほどです。

 

これらの症状が重なると心筋梗塞や動脈硬化などのリスクがぐんと高まるからです。毎日のささいな習慣が恐ろしい結果を招くこともある生活習慣病。原因となりうる習慣を知らず知らずのうちに続けていないかどうかチェックしてみましょう。