高脂血症を予防するには
生活習慣病の高脂血症を予防するには、食生活の改善が重要です。
また、すでに高脂血症と診断された場合でも、食生活を見直すことで、症状の進行を抑え、症状を改善することも可能です。
○しっかり摂りたいもの
・ごはん、パン、麺などの主食
・野菜、海草類、きのこ類などの食物繊維が多く含まれたもの
・鮮度の良い青魚
・ビタミンの多く含まれたもの
○摂取を控えたいもの
・揚げ物など動物性脂肪の多く含まれたもの
・脂分の多い肉。食べるならロースよりもヒレがおすすめ
・コレステロールの多く含まれたもの
・果物や甘いもの
・アルコール
これらの食生活の改善に加えて、生活の改善もしていけば、高脂血症の予防に大いに役立つでしょう。
たとえば、タバコを吸っている人は禁煙をすること。ストレスが多い人はなるべく解消するように心がけること。毎日少しずつでも身体を動かすことなどが大切です。運動は無理のない程度に、とくに肥満の人は急に激しい運動を始めないように注意が必要です。
高脂血症は血がドロドロになるところから発展して動脈硬化になり、さらに心筋梗塞を引き起こす危険をはらんでいます。しかし、日々の生活を少し見直すことで食い止めることができるので、自分の生活をチェックしてみましょう。