毎日の運動は身近なところから

生活習慣病の予防には運動も大切です。運動をしないと筋力が衰え、身体が弱るのはもちろん、カロリー消費が少なく、代謝も悪くなるので、肥満につながるといいます。

 

食生活とも運動は関係しているのです。メタボリックシンドロームの予防にも運動は欠かせません。また、身体を動かすことはストレスの解消にもつながります。生活習慣病の予防と運動は切っても切り離せないのです。

 

厚生労働省では「健康づくりのための運動指針」というガイドラインを発表しています。ここでは、運動不足と生活習慣病の関係について詳細に紹介しているのはもちろんのこと、どの程度の運動でどんな効果が得られるかを提示しています。

 

水泳やジョギングなどのスポーツはもちろんですが、床掃除や庭仕事、階段の上り下りも日々の運動に含まれます。自動車通勤でデスクワークの毎日……という人は意識的に身体を動かす機会を作りましょう。10分以上歩いたり、自転車に乗ったりするだけでも、毎日続ければ運動不足解消に効果的なのです。

 

ガイドラインでは、現在の自分の体力に対して適切な運動量が計算できるチェックシートが設けられています。無理せず、自分に合った運動方法を見つけることが大切です。