和食を見直そう
日本での食事も、だんだん欧米化が進んでいて毎日肉料理を食べるという人が多いようですが、日本人はもともとは和食、魚中心、野菜中心の食生活で生活していました。
その当時はそれほど生活習慣病なんて言葉はなかったのですが、欧米化の食事が進むにつれて生活習慣病が急に増えたといわれています。
○和食の特徴
・脂質が少ない
・栄養バランスが良い
・野菜を多く使う
・豆類を多く使う
よく炭水化物を多く摂りすぎると太ると言いますが、ごはんの場合は、複合糖質といって、血糖値を急激に上げない糖質なので、よく噛んでゆっくり食べればダイエットの敵にはならないということが分かってきました。
欧米食に比べて脂質が少ないのは調理法などから見ても一目瞭然ですが、さらに栄養バランスが和食の優れたところです。昔から「一汁三菜」といって、いろいろな種類のおかずを少しずつ食べるのが和食の形式でした。これによって自然と栄養バランスのとりやすい食事ができていたのです。
また、四季のある日本は、食材の「旬」を食卓に取り入れてきました。旬の食材は味が良いだけではなく、栄養価も高いのです。このような食習慣が糖尿病や肥満を防ぎ、日本を長寿国にしてきたと言われています。今一度和食の良さを見直してみてはいかがでしょうか。