生活習慣病の自覚を持つということ
生活習慣病がこれだけ認知されても、その発生件数は一向に減らないのが現状です。
その原因として上げられるのは、ひとりひとりの意識の低さです。
生活習慣病は自覚症状があまりないだけに、それについて気をつけようという自覚を持つことも難しいのです。
たとえば肥満。
糖尿病や動脈硬化などにつながる危険な状態にも関わらず、日常で感じる自覚症状がないために、なんとなくほったらかしにしている人も多いのです。
肥満から喉が狭くなって起こる睡眠時無呼吸症候群なども、寝ているときの症状なので本人は気付きにくい症状ですが、最悪の場合死亡する可能性も考えられます。
生活習慣病にならないように予防策を考えるのが理想ですが、もしなってしまっても、そのあとの食事療法や運動療法で改善する可能性は十分あります。
専門医からアドバイスを受けて生活の見直しを目指しましょう。
日々健康的な生活を送ることが生活習慣病の予防につながります。
健康診断を定期的に受けることをもっと徹底するというのも対策のひとつかもしれません。
さらに健康診断を受けたら、受けっぱなしにしないで、結果にきちんと目を通すこと、医師からのアドバイスにしっかり耳を傾けることが必要です。