子供も生活習慣病になる?
生活習慣病にかかるのは、いまや大人だけではありません。
大人と同じような食生活をする子供の中にも生活習慣病にかかる子が増えているのです。
子供の生活習慣病は食生活の乱れが原因のことが多いようです。
大人と同じように高カロリーの食事や肉類ばかり食べる食事、脂っこいものばかり好んで食べる習慣が生活習慣病の原因になります。
また、ケーキなどの高カロリーの間食やファーストフードやジャンクフードばかりの食事だと、栄養バランスが偏り、生活習慣病になりやすいといいます。もちろん、食事の時間が不規則なのも望ましくありません。
気をつけなければならないことは大人と同じです。
さらに、子供は好きなものばかり食べがちですから、親が気をつけてあげなければいけません。
昨今とくに言われているのは肥満の子供が増えているということです。
食生活の乱れに加え、外で遊ぶ機会が減って、運動不足になっているのも大きな要因と考えられています。
小中学生の肥満児の数は30年前と比べると3倍にもなっているということですから驚きです。
肥満になると大人と同じように、高血圧や高脂血症などの危険が高くなります。
動脈硬化も若年のうちから進行してしまうのです。
これらの小児生活習慣病の予防には、子供の生活環境を整えてあげる大人の協力が不可欠です。