生活習慣病の予防とがんの予防

喫煙が肺がんの原因になることが多いというのは知られていますが、そのほかにも生活習慣病からがんになるケースがあります。

 

たとえば、食生活の乱れから大腸がんになることがありますし、飲酒量が多ければ肝臓がんの危険もあるでしょう。

 

がんや心臓病、脳卒中などは、成人病と呼ばれ、昔は年齢を重ねるほどなりやすい病気だと考えられていましたが、最近は年齢よりも、喫煙や飲酒、食生活などの生活習慣が原因になっているとわかってきました。

 

がんは日本人の死亡原因の1位の病気です。
患者数は年々増える傾向にあり、いまや3人に1人はがんで亡くなっているのが現状です。

 

がんのリスクファクターは遺伝や発がん物質などの環境的要因が大きく関連しているといわれますが、環境的要因は生活習慣の改善である程度の予防が可能です。

 

たとえば、食品添加物を避ける、塩分の多いものを控える、などは生活習慣病の予防にもがんの予防にも役立ちます。
もちろん喫煙はがんの要因を接客的に増やしているようなものです。

 

生活習慣病予防に必要な、バランスのとれた食生活、禁煙、ストレスの解消、運動習慣は身体の免疫機能を強くし、がん予防にもつながるのです。
毎日の小さな積み重ねが自分の身体を守ることにつながっていくのですね。