いろいろな生活習慣病
生活習慣病といっても、さまざまなものがあります。代表的なものを上げてみます。
・糖尿病…インスリンの分泌が少ないか、働きが弱く、血液中の糖分が高い状態。動脈硬化につながる危険があります。
・高血圧…血圧が高い状態が長期間続く状態。血液の流れが妨げられ、心臓に負担がかかったり、脳梗塞などの危険な病気を招きます。
・高脂血症…脂質異常症とも言います。血液中の悪玉コレステロール値が高い状態。心筋梗塞や脳卒中の原因になります。
・メタボリックシンドローム…腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上あり、中性脂肪が多いと判断された人で、さらに高血圧や高脂血症などの生活習慣病の症状が2つ以上ある人をいいます。動脈硬化になりやすく、心臓病や脳卒中のリスクが非常に高いと言われています。
・肥満…体重と身長から算出されるBMI値をもとに判断されます。BMI=体重(キログラム)÷(身長(メートル)×身長(メートル))。この数値が25以上の人が肥満です。動脈硬化になり、心筋梗塞や脳卒中など突然死につながる恐ろしい病になることがあります。
いずれも食生活の乱れや不摂生から発生する症状です。まずは自分の生活を見直してみましょう。