中性脂肪の危険
メタボリックシンドロームが話題になって、中性脂肪という言葉を聞いた人も多いのではないでしょうか。
中性脂肪は高脂血症とも関連があり、たまりすぎると肥満になります。食事をした際に過剰に摂取した糖質が中性脂肪のもとになります。摂りすぎた糖質が肝臓で中性脂肪に変わるのです。
中性脂肪はアルコールによっても合成されます。中性脂肪が多い状態が続くと肥満につながるのはもちろん、動脈硬化の危険も高まります。予防に大切なのは運動と食生活の改善です。食生活で気をつけたいのは、1、動物性の脂肪を摂りすぎないこと、2、野菜を多く摂り、和食中心の生活にすること、3、果物、お菓子、甘いものを控えめにすること、4、アルコールを摂りすぎないことです。
まず1は、肉類を食べ過ぎないことや揚げ物を控えめにすることはもちろんですが、バターやマーガリン、ドレッシングなどにも気をつけたいところです。
2は食物繊維をたくさん摂ることが大切です。食物繊維は脂質や糖質を体外へ排出する働きがあります。
3、糖質は中性脂肪になりやすい物質です。
4、アルコールは中性脂肪の合成を促すので、極力控えましょう。中性脂肪は目に見えないので、日々意識することが大切です。