和食を積極的に食べよう
生活習慣病の予防には食生活が大きく関係していると言われています。たとえば、塩分の高いものを摂りすぎると高血圧になりやすいといいますし、脂分の多い食事は糖尿病や動脈硬化を招くと言われています。
栄養分の偏りがないバランスの良い食事をすること、食事の時間を一定にして規則ただしく摂ることなどが大事だとされていますが、さらに、生活習慣病の予防には昔ながらの和食が適していると言われます。
食事の欧米化が進んだことで、和食よりも脂分や塩分が高い傾向にあるメニューを食べる機会が増え、結果、日本人の生活習慣病も増加したというのです。
和食には、青魚や根菜、海草や豆類など肥満予防に有効なメニューが多く、欧米の食事に比べて、よく噛んで食べる必要のあるものも多いのです。和食中心の食生活に変えるだけでも、生活習慣病の予防に非常に有効だと言われています。健康的なダイエットにも適していますね。
食生活の改善といっても、揚げ物や脂分の多い肉を絶対に食べてはいけない! ということではありません。全体のバランスを考えて食べることが重要です。厚生労働省のホームページでは食事の栄養バランスの目安となるグラフを掲載しています。これをもとに毎日の食生活を見直してみてはいかがでしょうか。