見直したい毎日の習慣
生活習慣病予防のために、毎日の生活習慣全般をチェックしてみましょう。
その1、煙草の本数
煙草は生活習慣病の原因となるのはもちろん、肺がんなどの恐ろしい病気の引き金にもなります。禁煙をするのが望ましいですが、なかなか難しいという人は本数を減らすところから始めてみましょう。毎日少しずつでもいいので、心がけを続けることが大切です。厚生労働省のホームページでも禁煙成功のためのマニュアルを用意していますので、参考にしてみるとよいでしょう。
その2、お酒の量
適度な飲酒は薬になるともいわれますが、お酒好きな人はどうしても飲みすぎてしまう傾向があります。我慢しすぎてストレスになるのもよくありませんが、翌日に残るような深酒を続けていると肝臓に負担がかかります。また、一緒に食べるおつまみもカロリーの高いものが多いので、肥満の原因にもなりかねません。1週間に2日程度は休肝日を設けること、二日酔いをするほどの深酒は避けて、楽しいお酒にとどめておくことを意識しましょう。
その3、規則正しい生活
朝起きる時間、食事の時間、夜寝る時間、これらを一定にすることで身体は一日のリズムを保つことができます。睡眠時間が短くなったり、休みなく働き続けたりすると、体内のリズムが崩れて疲れが取れにくくなってしまいます。また、食事の時間が不規則だと肥満の原因になると言われています。できるだけ規則正しい生活を心がけたいものです。
その4、ストレス
なにか不安があったり、気持ちが焦っていたりすると心に余裕がなくなり、身体にも不調が現れることがあります。日常生活を送るなかでストレスゼロにするというのはかなり難しいことなので、ストレスがたまったと思ったら早い段階で解消することが大切です。ストレスのもとをなくすことができればいちばんよいのですが、それが難しい場合は、自分なりのストレス解消方法を見つけておきましょう。