生活習慣病になる割合
生活習慣病になる割合というのはいろいろな面から統計が出されています。
たとえば、肉食を好んだり、揚げ物を好んでいる中高年の男性というのは生活習慣病になる割合が高いといわれていますし、もちろん男性だけでなく生活習慣病になる割合は女性も同じです。
このように、生活習慣病になる「割合」というのはその危険因子(リスクファクター)がいくつあるかによって決まります。
1980年にアメリカの研究者ブレスローが提唱した「7つの健康習慣」というリストがあります。
○ブレスローの7つの健康習慣
1、喫煙をしない
2、定期的に運動をする
3、お酒は控えめにするか、飲まない
4、1日7時間から8時間睡眠をとる
5、朝食を摂る
6、適正体重を維持する
7、間食をしない
とてもシンプルな項目ですが、食生活、運動、休息、禁煙という生活習慣病の予防に必要なものがすべて含まれています。
この7つの健康習慣を実践する人としない人では平均寿命に大きく差が出るという結果が出ているのです。
この7つを実践することがそのままリスクファクターを減らすことにつながります。
遺伝や加齢は避けられないものですが、生活習慣は努力次第で改善することができます。
実践できる項目がひとつでも増えるように頑張りましょう。