有酸素運動を日常に取り入れよう

生活習慣病予防に有効なもののひとつに有酸素運動があります。

 

有酸素運動は酸素を多く取り込んで、全身を動かす運動のことです。
カロリーの消費や肥満の解消に効果があります。

 

代表的な有酸素運動は、ウォーキングや水泳、エアロビクスなどです。
瞬間的に大きな力を使う運動、短距離走や重量挙げなどは無酸素運動です。
運動をするときにぐっと息を詰めて行っている運動と考えると分かりやすいですね。

 

無酸素運動は急激に血圧が上がることがあるので、高血圧の人は避けた方がよいでしょう。

 

厚生労働省が提案している「健康づくりのための運動方針2006」では、たくさんのエクササイズを紹介しており、そのなかから週に23回以上のエクササイズを行うことを目標としています。

 

しかし、普段はなにも運動をしていない人がいきなりなにか始めるのはなかなか難しいので、まずはできるところから少しずつ取り組んでみましょう。
もし急に息苦しくなる、吐き気がする、冷や汗が出るなどの症状が出たら、無理をせずに運動を中止しましょう。

 

運動は毎日続けることが大切です。
たとえば、通勤のときにひと駅分歩いてみるとか、エレベーターを使わずに階段を使うなどはすぐに実行できますね。